不思議な拒絶理由通知

特許を出願して先行技術があると
拒絶理由通知が発行されてダメ出し(もう既にあるよ)
されるわけですが、
通常はその証拠として引用文献が提示されます。

ところが、
「いや、その文献は知っているからさ、何言ってんの?」
ってことが多い、
うちは結構ギリギリを攻めるから
バカ丁寧に参考にした技術との違いを説明しているのだが、
なぜそれをスルーして敢えて
そんな化石のような論文持ち出してくるのさと

つまり、
A技術の改良発明A'を出願しているのに
A技術の基礎となったa技術が持ち出されるのですよ。
当然A'がAと比べてどれだけ優れているかは
うんざりするほど書いてあるわけで、
aよりも優れていることの立証は
それをコピペをするだけで完了なのだが
なんなのかね。

こういう場合は、
なんでこんな拒絶理由が出るのか悩むんだよね。
・aとA'の違いが十分に請求項に記載されていない
ってのならそう書いて欲しいし
・審査官が発明をよく理解していない
ってのなら説明しに出向かないと行けない

昔はすぐに「どゆこと」って電凸していたのだが
あんまりやり過ぎたのか
最近は「拒絶理由通知に書いてあるとおりです」って
あしらわれるようになってしまった。

困ったのう